井上尚弥ヒストリー#3 世界王者へ アドリアンエルナンデス戦 &マンシオ、ゴーキャットジム戦【2021version】

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今回は東洋太平洋タイトルマッチ、世界タイトルマッチ(世界初戴冠)、初防衛戦までやっていきますよ!

プロ5戦目東洋太平洋王座決定戦 ヘルソン・マンシオ戦

マンシオかぁ、そうかー、名前がいいねぇ。マンシオ!

田口良一選手と比べてしまうとレベルがガクッと落ちたなぁ、という一戦。

田口選手とモンスターが強すぎるだけで、マンシオに罪はない

1Rから華麗なステップでヒラリヒラリと相手の攻撃をかわし、モンスターの攻撃だけポカスカ入る展開。

上下の打ち分けも完璧でマンシオは、なす術なし。2Rで得意の左ボディが入り、苦しくなったところで追い打ちの右ストレートでダウン。

5Rには超絶ラッシュを仕掛けて、レフェリーストップで勝利。

この試合は勝っても全然喜んでませんでしたねまぁ、相手とのレベルの差がありすぎたので、当然か。

というわけで、日本タイトルに続き、東洋太平洋タイトルを手に入れました。

6戦目 アドリアン・エルナンデス戦

試合の3週間前にインフルエンザにかかり練習もままならず、そして相変わらずの厳しすぎる減量苦、と試合前から苦しい展開。

相手は前へ出て攻勢をかけてくるメキシカンの強い王者で、これが5度目の防衛戦でキャリアもあり、全盛期でもあるので苦戦は必至か?と思われた一戦。

そもそも、6戦目で世界タイトルマッチなので、早すぎるという声もありました。

でも念願の世界タイトル挑戦ということもあり、笑顔で入場してくるモンスター井上尚弥。

この試合は日本の大田区総合体育館で開催ということで、会場はモンスターの入場で大盛り上がり。

試合開始!してみると。

不安はどこへやら、とんでもない実力差で王者を子供扱いするモンスター

世界タイトルマッチとは思えないほど相手は世界ランカー外の格下の相手ですか?って感じてしまうほどの実力差です。世界初挑戦で凄すぎる!

1Rから華麗なステップからの強烈なパンチがボディにことごとく突き刺さり、1Rから攻勢をかけていくスタイルの王者が逃げ回る状態になりました。

王者としては後ろに下がってもやられる、手を出したらもっとやられる展開。

モンスターの得意パンチの、相手のパンチをバックステップで避けながらのカウンターが美しいスリップカウンターも美しい

2Rにはエルナンデスが左眉あたりをカットし、さらに追い込まれる状況に!結構深いし。

3R4Rとも圧倒するも、モンスターの足が攣るアクシデント発生!どうやら3Rの途中からつっていた模様。

4R終了時コーナーに戻ったモンスターは『ヤバイ足がつってる!』と言ってましたね。

5Rはその影響から足が止まり、数発もらうシーンもありました。

足が攣ったこの状況では判定まではとてももたないし、2.3Rももないかもしれないと判断したモンスターは6Rに『倒しに行く!』と言ってコーナーを出ました。

んな都合よくいくかって、ん!?

ホントにぶっ倒したー!!!

んで、めでたく世界タイトル初戴冠!おめでとうございます㊗️🎉

倒しに行きます!って言って本当にKOするなんて漫画ですか🥲

最後は右ストレートでしたね。カットもしていて4Rまでの途中採点ではフルマークで取られていて、さらにダウンさせられたエルナンデス

立ったのですが、心がポキッと折られてしまい、戦う意思を見せずにレフェリーストップとなりました。

ぶっ倒れて喜ぶモンスター、家族は泣いて喜ぶ。世界初戴冠の喜びはとんでもないものなんでしょうね。

しかし、モンスターの実力からいくと、ここがゴールではなく、ここからが本当の戦いとなる!少年誌の『オレたちの戦いはここからだ!』的なやつですね。(これは最終回によくあるやつか

手に入れたベルトはWBCの、あの緑のベルト!

晴香さんかわいいな😍丸顔やん😍

『ベルト似合いますかー?』と聞くモンスター。

よく似合ってるぞ!😭

 

次は初防衛戦サマートレックゴーキャットジム

なんちゅう名前しとんねん!ガオプラチャンやら、タイの選手の名前はほんとにヤバいな!

夏に厳しく長い旅に出ろ!ジムの猫!っていう感じの一種の物語になっている名前ですな。

ゴーキャットジムがジム開いたらゴーキャットジムジムになるのか?これはホントにどうでもいいな!🤣

冗談はさておき、ムエタイで200戦もこなしているいるという強者。

しかも、元世界王者も倒して挑戦者にのし上がって来ている不気味な相手でもあります。

キックボクサーなんかは蹴りの強さにも耐えられるので、打たれ強い!と『あしたのジョー』で情報を得ているので、ジムは打たれ強いのでしょう。

キャットって呼んだほうがおもしろいかな?これもどうでもいい

 

ジムは離れて戦うアウトボクサーか?モンスターにビビっているだけなのか?

足使って距離をとっていきなり飛び込んできて、打ってくるタイプですな。

モンスターの強打を警戒してか、逃げるばかりであまり打たないので1R2Rはあまり盛り上がりなく終わった。ポイントはもちろんモンスター。

3Rではモンスターがフリッカージャブを打ってくる!カッコいい〜。

左ボディも随所に入っており、ジムの足が若干鈍ってきたかな。

もうあとは一方的を通り越して、タコ殴り状態にジムはサンドバッグと化す、ジムだけに。

途中で軽快に足を使ったり、打ち合いに応じてみたり、やりたい放題。

有効打のスタッツがモンスターが4R200以上なのに対して、ジムは10ちょい

なんと約20倍の有効打の数!見たことないなこの数字の差は。🥲

4Rでタコ殴りダウン!立ち上がり追い詰められるもゴングに救われるジム。

6Rでもタコ殴りダウン!両ダウンともボディが効きましたな!

また立ち上がり、追い詰められるも再度ゴングに救われるジム。

ボコボコ殴られまくるので、途中セコンドがタオル投げるか、諦めても良かったよなぁ。何も起きないよ、この実力差は

8Rでの途中経過もフルマークでモンスター。当たり前ですけど。

11Rにみかねたレフェリーがストップしました。もっと早めにセコンドが止めてあげるべき試合でございました。

でも、この試合のモンスターはかっこよかったなぁ。余裕があったからか、フリッカージャブを繰り出すデトロイトスタイルになったり、軽快なフットワークを使って攻撃を交わしたり。

一方的でしたけど、面白い試合でした!

 

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