ナルバエスが再戦条項を持っていたのでナルバエスとの再戦か?と思われてましたが、ナルバエスがバンタム級に階級を上げる!とのことで流れ、
あのやらかし野郎ことゾラニテテに対戦希望をしたのですが、テテもバンタム級に上げるとのことで見事に逃げられ消滅…
テテはモンスターと戦う!とか言って、完全に口だけ野郎ですわ!
その後はWBSSで逃げるわ、カシメロに負けるわでやらかしまくりのコンチキショーです。
対戦相手が代わりペッチバンボーンゴーキャットジムに。
なんちゃう名前しとんねん!
ツッコミどころが多すぎて、どこから突っ込んでよいのやら。
バンボーン!って、何か爆発したんですか?
ぺちっと何かに触ったらバン!ボーン!って爆発したんですか!ん
前の相手で、ゴーキャットジムいたやないかい。
ジムの猫よ行けー!
ゴーキャットジムが帰ってきた!アイルビーバック!
ゴーキャットジムで被せてこないでください。
ゴーキャットジムの天丼はやめてください!
どうやらこのペッチのほうのゴーキャットジムは、サマートレックのほうのゴーキャットジム戦のセコンドにいたみたいですね。
ゴーキャットジムはジムの名前なのか?サマートレックがモンスターに負けたから、ゴーキャットジムの名前を受け継いでモンスターにリベンジに来たのか?
世襲制かな、るろうに剣心の比古清十郎みないなもんか!(絶対に違う)
ペッチバンボーンゴーキャットジム
3年間負けなし、16連勝中
タイとか発展途上国の選手とかの戦績は当てにならないことが多いですね。
ボクシング始めたばかりなのに、いきなり強豪との試合を組まされたりします。
いわゆる咬ませ犬というやつです。
日本ではあまりないかなぁ〜、
さらに有望な選手となると大事に育てましょう!
ということになり、順序立てて丁寧にステップアップさせていく感じですが、途上国の選手は咬ませ犬にされさすいので、負けはつきやすいです。
ロマゴンに2連勝したシーサケットも最初の5戦の戦績は1勝3敗1分と全然パッとしない戦績でしたが、
そこから26連勝し、さらにロマゴンに勝ってSフライ級のトップ選手の1人にまでの仕上がりましたしね。
これは、ただのシーサケットからスーパーシーサケットになったんですね…
WBO世界Sフライ級3回目の防衛戦 ペッチバンボーン戦
序盤のボクシングが美しすぎる!中間距離からの丁寧で強烈なジャブを放っていき、相手に何もさせない展開!
ボディへもコンビネーションで打っていき、上下の打ち分けもバッチリ。
そして、相変わらずディフェンスも完璧!
特に相手のパンチをかわしたあとの右アッパーがいいね!用意してたパンチかな?
しかし、ペッチも中々強い選手ですな!モンスターの攻撃に怯まず、カウンターを狙ってきたり。やはり、世界戦で弱い選手なんていませんね。
5Rではローブローを受けてガードを解いてアピールしたところをペッチがペチペチと打ってきました。
あまり褒められた行為ではありませんが、レフェリーがストップと言わない限りは打っても構わないので、このあたりはハングリー精神旺盛って感じですね。
途上国のボクサーは、ボクシングで成功を収めて貧しい環境から抜け出したい!という選手が多いので、多少は汚くても勝てればいい!と
いう考えはありますよね。この辺は日本人と大きく違う点です。
その後も足を使って距離をとって戦うのがメインですが、随所に頭をくっつけて打ち合いにいくモンスター。
やはりサービス精神からか、盛り上げるために結構な時間頭くっつけて打ち合いにいきますね。
距離をとって戦えば余裕で完封できるのに、観客のために打ち合いにいくのはさすがモンスター!
と言いたいところですが、危険なので若干やめてほしいという気持ちも…
7R
サークリングしながらのジャブが非常に美しい!それを続けてほし〜。
この試合ではまた、右拳は痛めていたようですね。ところどころで右は使うものの強くは打ち込めない。
しかも、腰も痛めていたようで本来の爆発力は確かに出ていない。
でも、接近戦では多少パンチは貰うものの、クリーヒットはまったく貰わず安心感のある戦いです。
足を使ってジャブを打ち、相手のパンチを外して打つカウンターも素晴らしいので、強烈なパンチは打ち込めないものの、観ていてとても楽しい試合ですね。
ガードを下ろしたところで多少もらうシーンがありましたが、あれは一旦手を下げて休もうとしたところでしたが、油断したのかな?抜け目ないなぁ、挑戦者も流石ですね。
しかし、10Rにはパンチを貰いまくったペッチがペチペチとモンスターの猛撃にあい、ダウンして立ち上がれず、モンスターの10R KO勝利!
勝ってもまったく嬉しそうにしないモンスター。やはり、もっと圧倒して勝ちたかったみたいで、全然納得がいっていない模様ですね。
勝利者インタビューでは反省の弁ばかりでした。負傷の言い訳もせずに男らしい、カッコいい〜。
大橋会長も出てきてロマゴン戦を示唆!あああ〜ロマゴンと戦えていればなぁ😱
続きましては河野公平さんとの防衛戦!
河野さんは元WBAの世界王者!モンスターは天才天才と言われてきてましたが、河野公平さんは雑草から這い上がってきた選手と言われてきました。
デビュー戦でいきなり負けて、何回か負けがありつつも世界戦まで辿り着いて、3回目の挑戦でやっと世界王者になった選手でございます。
あの亀田興毅に勝って王座を防衛したり、ダウン経験もないですし、河野さんも立派なエリート王者といっていいでしょう。
そしてルイスコンセプシオンと戦いに敗れて引退を考えていたところにモンスター戦の依頼がきた!という感じです。
ルイスコンセプシオンは名前がカッコいいので負けてもしょうがない相手です。
モンスターは強すぎちゃって、みんな逃げちゃって相手がいない状況でしたからね。そこで日本人で元王者というネームバリューがある河野公平さんにオファーがいったわけです。
他にも河野さんには、当時20戦無敗で香港のスター選手、レックス・ツォーや、IBF王者のアンカハスなどからもオファーがきていたみたいですけど、1番強いモンスターと戦いたい!とすぐに心を決めたそうです。カッコいいね!
奥さんからは『井上くんだけはヤメて!』と強く言われてしまったそうです。
普段あまりボクシングのことに口を挟まない奥さんでしたが、その時は【井上】という名前が出た瞬間にとっさに出てしまったようです。
モンスターの勝ち方は衝撃的ですからね…奥さんの立場からしたら止めたくなるのも当然ですね。
しかし、河野さんの強い決意の前に最後は折れたようです。
『世界一強い男がオレを待っているんだ』
カッコいいね!言ったかどうかはわからないけど、そんなこと言うなんてカッコいいね河野さん。
では試合の話へ!
WBO世界Sフライ級4回目の防衛戦 河野公平戦
モンスターは『何もさせずに勝つ!』という感じで自信満々。
1R目からガンガン前に出る河野さんに対して、若干距離をとりつつ強烈なジャブを打ち込むモンスター。
このジャブはストレート並みに強い!と河野さんは後日談でおっしゃってました。
右はさらに3倍は強いのだとか…ひぇ〜😱
アッパーも随所入れていき、河野さんのインファイト対策もバッチリ。
河野さんには申し訳ないけど、確かに大きな差があるような試合でした。
これはモンスターが万全であれば、みんなそうなってしまうのだから致し方なし…
さらにモンスターは、前回2戦での苦戦を経て、さらに強くなってる気がしますね。
力強いけど丁寧に上下に打ち分けてしっかり当てていく感じ。こりゃ勝てん!
1R目から結構パンチを貰い、ボディも効かされてしまっていました。
でも、怯まず前に出続ける河野さん!クリーンヒットは入れなれないものの、自分の長所を出して見せ場は作っておりました。
しかし、モンスターの華麗かつ強烈なボクシングの前に歯が立ちません。
2Rの最後の方ではボディが効いていて、顔にもバシバシくらって倒されかけましたね。
4Rのクロスカウンターを狙ったところは痺れたなぁ〜、あれで決まったら最高だったけど、カウンターまであんなにうまいんじゃ、河野さんはなす術なしですな…
5Rではアッパーで効かされる…
6Rでは河野さんが積極的に攻めてきたところで、左フックカウンターを3連発で狙って3発目がモロに入ってダウン!
河野さんはこれがキャリア初のダウン。
モンスターはダウン経験のない相手でも関係ないな…
そこでテンカウントで終わったと思ったら試合は続行されました。
モンスターはコーナーに上がってガッツポーズしてましたし、
河野さんもコーナーに戻ろうとしてたし、終わったと思っていた可能性が…🥲
そんな中モンスターがフラフラの河野さんに追い討ちをかけ、崩れるように倒れてダウンして試合終了。
試合後の河野さんのコメント
『ジャブがストレート並みに強かった、ストレートはジャブの3倍強かった、その他にも穴がなくディフェンス、スピード、カウンター、フットワークは超絶ですべての能力がぶっちぎってる。
ふつうはどこか穴があったり、足りない部分があるものだけど井上君にはそれがない。
みんな井上君みたいなボクシングがしたいけど、できないから自分の長所を伸ばして、短所を誤魔化しながら戦っている
戦ってくれて感謝している、その強さを僕は知っている!パッキャオみたいに何億も稼ぐ選手になってほしい』