第1戦は一方的な展開でゴロフキンの勝ち、カネロはニゲロっちゃう感じで足使って逃げ回り、リング内をアイススケートのようにクルクル回るまさにくるみ割り人形ですわ…
競技を間違えましたか?
たまに打ち合いに応じるものの危険を察知しすぐニゲロになるカネロ、それほどゴロフキンのパンチが強かったのでしょうね。
今までのカネロのスタイルとまぁ、さして変わらないといえば変わらない。
基本的にそこまで自分から積極的に手を出して、KOを狙いにいくボクシングスタイルではないですからね。
しかし、今回のゴロフキンとの一戦ではそれがいつもの3倍くらい酷かったということ。
スケートリンクを滑るように逃げ回るカネロの図…これが終始続いた第1戦
カネロはパンチをかわすのがうまく、打たれ強いのであのようなボクシングをやれば相手がゴロフキンといえどもKOされることはまずない。
しかし、観ている側から言わせて貰えばまったくおもしろくない、観ているのが苦痛なほどつまらない試合だった…
今回はまたカネロとゴロフキンのヒストリーをやっていくにあたって久しぶりに観たけど、やっぱり死ぬほどおもしろくない…
ボクシングにおいて、逃げ回るやつを追っかけ回す試合をみせられるほど退屈なものはないですわな、、
しかし、ボクシングにおいて実力差が開くと頻繁に起こる事象でもあり、ボクシング観戦をする身にとっては、ちょくちょく観なくてはいけない展開なんですよね、残念ながら。
最近ではロマチェンコ対テオフィモロペスの試合がまさにそうでした。
ロマチェンコもカネロもいい選手でオフェンス力もディフェンス力も優れており、打ち合えばいい勝負になるはずが、リスクを恐れて逃げ回るという選択肢をとってしまいました。
弱いわけではないのだけど、打ち合う勇気がなく負けるというパターンですな。
本来、ボクサーとしてアスリートとして一番やっちゃいけないやつです。
自分自身もファンも裏切ることになりますからね。
カネロはこの前の2試合で素晴らしいパンチ力とコンビネーションを見せており、それをゴロフキン戦でみせることができれば、いい勝負になったと思いますが、リスクを恐れて逃げまわりました、、本当にもったいない…
やれば出来る子といわれながら、結局なにもやらない子みたいな感じ…
カネロのファンはあれで良かったのか?
判定までなんとか逃げ回るのみ、、
判定まで持ち込んでしまえはわ、あとはスーパースターの自分を勝たせてくれるっちゅう感じですわね。
まさに第1戦がコレですね、ある程度の差だったらカネロの勝ちにしたんでしょうが、圧倒的大差だったので引き分けにするのが精一杯だったということでしょう。
というわけで、ほぼゴロフキンのフルマークの勝ちのはずが三者三様の判定結果により引き分けに…
これはWBCの思惑だと思われます。
何度も私の配信で言っていることではありますが、WBCはメキシコに本部がありメキシコの選手を育て上げるという責務がありますので、メキシカンにはとにかく甘くて優遇する腐ってる団体てますから…
メキシカンを育てたいんだったら、正当なジャッジをしてちゃんと鍛え上げろや!
カネロは逃げ回って判定に救われたくせに『ゴロフキンは大したことなかった』だとさ!
はぁー!?どのツラさげていってんだ?ゴロフキンは逃げ回ったお前をちゃんと讃えてやったんだぞ、このニゲロのカメロ!
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取り乱したことを深くお詫び申し上げます。m(_ _)m
というわけで、第2戦の話に移ります!
二戦目はおもしろかったなぁ、またカネロが逃げ回るかと思いきや打ち合いにくるという、まさかの嬉しい裏切り。
やれば出来る子なんだから最初からやりなさいや!
レベルの高い打ち合いが繰り広げられる本当におもしろい試合でございました!
ボクシングというものはどっちかが逃げてしまうと、それだけで試合がおもしろくなくなるので、なかなか名勝負といわれるおもしろい試合にはでくわしません。
今回のカネロvsゴロフキンは紛れもなく名勝負の名試合だ!
試合をみているとき何回も『すげぇ』『うわぁ』などの感嘆の声が上がってしまうほど…
もし観てない場合は必ず観て欲しい、というか観た方がいいです。
私が個人的につけた採点(数字は取ったラウンド数)
ゴロフキンが取ったラウンド
1 4 9 10 12
カネロが取ったラウンド
2 5 6 7 8
引き分けのラウンド3 11
まったくの引き分けですやん!
すんごい接戦でしたわ!
1.2Rは両者様子見でジャブを刺し合う展開、ジャブの刺し合いではゴロフキンが若干リードかな。
3Rあのゴロフキンが打ち合いを嫌がってホールドしにいきましたぜ!びっくり、、
4Rゴロフキンのクリーンヒットが圧倒的に多かった
5Rかなりの接戦でどちらにつけても良かったけど、カネロのボディがいい感じだったのでカネロ
6R微妙だったけどカネロのボディ打ちがいいね!
7Rカネロのほうがクリーンヒット多かったな…
8Rカネロかなぁ…ボディショットが効いていてゴロフキンが下がることが多くなり、顔にクリーンヒットも何度か受けていた。
9Rゴロフキンのほうがクリーンヒットは多かった
10Rゴロフキン!だけどレベルの高い良い打ち合いだ!
11Rわからん…
12Rゴロフキンの最後のクリーンヒットが効いたな!
12Rはあきらかにゴロフキンだったのにジャッジ2人がカネロに入れている…
これはやはりWBCの闇を感じるな、、
今回の試合こそ引き分けで良かったと思う。前回は非難轟々だったけど、今回の試合で引き分けでも文句言うやつはほぼいませんぜ。
でも本来、採点というのはそういうものじゃないですからしょうがない。
ちょっと遅くなってしまったが、第3戦もやるべきだと思います。
興行的にもこれ以上にないカードで主催者もカネロもゴロフキンもすんごい儲かり、視聴者も喜ぶということでwin-winどころかwin-win winのマッチじゃないですかー。
ぜひやってくださいませー。